放送局品質のライブプロダクションスイッチャーでありながら、コンパクトで低価格を実現したことで人気のBlackmagic Design社のATEMシリーズ。
そのATEMシリーズをより便利に運用可能にするATEM対応コントローラです。
LiveCommand PROは、10の入力とCOLOR/MP1の切り替え、DSK1~2、KEY1~4のON/OFFを標準で備えています。
HDMIベースのATEM
Miniから、SDI・4K映像を扱えるプロユースのモデルまで、新旧多数のラインナップに対応。モデルを買い替えたり、現場によって複数のモデルのスイッチャーを使い分けるといったような方でも、そのままご使用いただけます。
PGM/XLR/MIC/CAM1/CAM2、5つのボリュームノブを装備しています。ノブを押してオーディオのON/OFF、回してボリュームの調整を行うことができます。
「ATEM Software Contorol」と互換性があり、連動して動作します。
多数のカメラの映像を確認し、その場の判断でスイッチングをしていく現場では、マルチビューから目を離す時間はなるべく少なくしたいものです。そのため、卓上での操作を行える物理コントローラは、ライブやスポーツなど、微妙なタイミングの切替を求められるシーンには必須です。
LiveCommand PROは、Tバーを採用し、ソフトウェアでは操作しづらい繊細なトランジションを実現します。
オーディオノブの2~5、PGM/PVWボタンの9~12にはマッピング機能が搭載されており、以下の表のとおり使用されたい機能をメニューから設定することが可能です。
Live Command PROは、ATEMスイッチャー本体とイーサネットで接続します。
キーやトランジション等の細かな設定には「Software
Contorol」が必要ですが、設定後はPCなしでも運用可能。独立したコントローラとして使用できます。
「ATEM Software Contorol」と互換性があり、ATEM、LiveCommand、PCを同一のハブに接続すれば、アプリと連動して動作します。
※DHCPのON/OFFは設定で変更できます。DHCP ONでご使用いただく場合も、ATEMのIPアドレスはLiveCommand側に設定していただく必要があります。DHCP OFFの場合、LiveCommand本体のIPアドレスは任意に設定が可能です。
第42回 2018 日本ホビーショーにてインターネット放送スタジオを設営されたいというご要望を受け、コンパクトな移動中継システムとリモートカメラ3台のシステムをご案内させていただきました。
LiveCommand発売当初よりご使用いただき、数多くの配信を手がけている川井拓也様にLiveCommandの使用感と普段の配信についてお伺いしました。