モニターのカラーキャリブレーション について

Photoshopなどのソフトを用いてせっかくきれいにレタッチしても、プリントアウトすると全く違う結果が出てきてお困りになったことはありませんか?
PCのモニターとプリンタでは色の作り方や再現できる色の範囲が異なっていることが原因の一つです。 プリンターとモニター間の差だけでなく、モニター同士にも個体差、経年劣化による変化があり、同じメーカー、同じ型番のモニターでも同じ色であるとは限りません。そこで、カラーキャリブレーターでモニターの色を調整することで、最終的な出力とほぼ同じ色をモニターで確認することができます。印刷物の入稿や、複数人で段階的にデータをやり取りして作業をする場合にも、ある程度共通した色を視認することができれば、最終的な出力が思っていたものとかけはなれたものになってしまうというという事態を防ぐことができます。

モニターは使用時間により、色温度や明るさが少しずつ変化していきますので、厳密な色を再現する必要のある方は定期的に調整を行うことが理想的です。 また、モニターによって、再現できる色の範囲が違うため、色域の広いモニターを使用する、照明に注意する、といったことも重要です。

三角形で囲まれている範囲がそのモニターの再現できる色域です。

印刷以外でも1,000万画素/12bitを超えるような一眼デジカメを使用する場合、RAWで撮影したデータを思い通りのトーンや色に現像できるようになり、作品の質も楽しみも一段と高まります。 もちろんWebを見るにも、ゲームをするにしても、DVDや地デジを観るにしても、 正確な色で見るということはこれからのPC環境では必須事項であるとJUNSは考えます。