Wirecastには外部ディスプレイにライブ画面(プログラム映像)を出力する方法があります。
ライブ配信している映像と同じ映像をモニターに全画面で表示できるので、出演者の返しモニターなどのご使用に便利です。
※STREAMING PCにモニターを2台接続し、1台は操作用、1台を返し用として使用する場合、Wirecastの赤枠で囲んだ部分にチェックを入れると、接続した1台のモニターへプログラム映像が全画面で表示されます。
ただ、この方法はHDMI、DVIなどPCのグラフィック端子からしか出力を行えません。
ここでは、別のエンコーダーや、録画機などへHD-SDI放送規格で出力を行いたい場合の方法についてご案内します。
※HD-SDIからプログラムアウトを行うためには、対応したプレビューボードの搭載(入力のカードとは別に必要です)と Wirecastのエディションで”Pro”を選択いただく必要があります。
上記の条件を満たしていると、「配信」メニューに インターフェイスカードの名称が表示されます。
出力したいフォーマットを選び、チェックを入れ、[Start Output]をクリックすると、HD-SDIのアウトより マスター映像が出力されます。
出力を止める時は、[Stop Output]をクリックします。