t-kimura様 音楽プロデューサー

作曲、編曲、打ち込み、演奏、音入れまで全ての工程を自宅スタジオで完成。極楽浄土で仕上げるDAWマシンを音楽プロデューサー、t-kimura氏と共同開発

t-kimura様 音楽プロデューサー


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’90年ハウス・ユニット「サブソニックファクター」を結成。’94年テクノ・ユニット「RAVEMANを ダンス・チャートの1位に送り込み、’96年「Favorite Blue」をプロデュース。

’97年に「m.o.v.e.」 を立ち上げた。他にもV6、浜崎あゆみ、TRF、島谷ひとみなどの楽曲にコンポーザー、アレンジャーとして参加。プロデューサーとして幅広く活動している。

□t-kimura Blog

□m.o.v.e.オフィシャルサイト


導入モデル:Venus

■ビルダー山中レポート! t-kimuraの考えるDAWマシンとは?

浜崎あゆみさんやTRFのプロデュースを手掛け、ご自身もm.o.v.e.のリーダーとして世界を 駆け巡るt-kimuraさん。
t-kimuraさんからDAWマシンの注文をいただいたのは2006年の9月、JUNSを立ち上げて間もない頃でした。
メインで使われていたXEONのマシンが壊れCore2Duoのマシンを依頼されたのがきっかけで、第1号機を納めさせていただいたあと、音楽雑誌「DTM MAGAGINE」の中でそのマシンが紹介され、DAWマシンの注文が定期的に入り始めました。

あらゆるメディアの中で一番最初にデジタルを取り込んだ音楽業界―――それは1970年にさかのぼれる程です。

t-kimuraさんの才能は極めて広く深い知識と、既成の概念にとらわれない独自の感性に根ざしています。
「古くなったPCをネットを利用して、ビンテージ楽器のように使えないものか」――― この言葉は、使い捨てが当たり前なPC業界の人間には衝撃的でした。 その考えの向こうには全く新しいPCの概念が待っているのではないか。

彼の思考は音楽にとらわれず、コンピューティングやネットワークの未来にまで広がります。 これにJUNSは深い感銘をうけ、その第1歩としてGrid Creatorという商品をつくりました。

CAD/3Dやビデオ編集に特化したマシンは数多くありますが、音楽制作に特化したマシンはほとんどありません。 マーケットが小さいからというのもあるかもしれませんが、本当の理由は 音楽制作は極めて専門性の高い知識をとても幅広く必要とするからです。

そして完成した極楽浄土DAWマシン「Venus」

最近のPCの高性能化はCDのマスタリングまで行うことを可能にしました。
曲作りから、編曲、打ち込み、演奏、音入れまで全ての工程を自宅のスタジオで行い、最終的な音の仕上げまで行えます。 逆に言えば、曲作りからアレンジ、演奏、録音、マスタリング。。。
昔なら何十人ものプロフェッショナルが分業していた作業をすべて一人で行わなければならずそれには各分野専門のミュージシャンやエンジニアを超えた力、知識、感性がなければなりません。 そんなとてつもない兵(つわもの)に受け入れられるマシンを作ることは、本当に生易しいものではありませんでした。 企画から1年、制作準備期間半年、t-kimuraさんの率いるm.o.v.e.10周年のアルバム作りのためのマシンをあらゆるチャレンジをかけて作り続けやっと合格をいただいたマシンがVenusです。
完成品を試されたt-kimuraさんの 「このマシン、極楽浄土ですね」の言葉にはVenusのすべてが詰まっています。